1歳お手伝いしたがるなら!5歳までの魔法の「おしごと」実践3選

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1歳になると動き回れる範囲も増えてとにかく親のやっていることを「見たい!」「やりたい!」と手を出されて困っている方も多いのではないでしょうか…?

今回は1歳の子供のお手伝いに困ったときの対処法や、我が家で行っているお手伝いと私がお手伝いで困ったときに参考にした本を紹介します。

1歳児お手伝いしたがる子に困ったら

1歳児でお手伝いをしたがる子供に困ったら、いっそのこと1歳児ができる「おしごと」を与えてみるとよいと思います。

我が家も1歳を過ぎたくらいから、親のやっていることに興味を示すようになり、私が台所に行けばついてきて手の届く調理器具を引っ張り出してきて危ないのでまたおもちゃを渡して気を引いて…の繰り返しで正直ストレスになっていました。

もっと子供の気を引けるおもちゃ、遊びはないかと別のことに気を引くことばかりに目が行っていました。

でも、子供って不思議なものでそれでは納得しないんですよね…

そこでたまたま読んだこの本で発想の転換を知りました。

タイトル:子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法の「おしごと」
著者:丘山亜美

どんなにおもちゃを与えてもこちらに興味を持ってしまうなら、もういっそ、危なくない状態を作って歓迎してしよう。と。

台所に興味をもつなら、棚の一番下を空けてその時使わないボールやざる、お玉やしゃもじといった調理器具を置いて自由に触ってもらうといったようにすると集中してボールとざるを重ねてみたり、しゃもじでボールをたたいてみたりと一生懸命遊んでいました。

普段私たちが何気なく行っている生活の中で安全な役割を与えてあげることでこちらのストレスも解消され、本人も達成感を味わうことができると感じました。

もちろん、台所だけでなく我が家の1歳児はどこでもお手伝いをしたがるので、次の章では取り入れてよかったものを3つ紹介します。

1歳児お手伝いしたがる子におススメのお手伝い3選

我が家で取り入れていてストレスなく楽しんでできる「おしごと」は以下の3つです!

  1. 野菜や果物の皮むき
  2. 洋服選び
  3. ベッドメイキング(本で紹介されているごみ捨てを行ううちにその周辺のこともできるようになり、ベッドメイキングができるように…!)

それぞれの取り組み方やポイントについて下記に記載します。

野菜や果物の皮むき

我が家では手で向けるキャベツやバナナを使うことが多いです。

洗ったうえで皮ごと(丸ごと)渡してむいてもらうだけなので簡単で本人も楽しく(おいしく)集中して取り組めています。

ポイントはキャベツは端っこを少しめくってあげて、バナナは最初の一枚をめくってあげるとスムーズに取り組めます。

最初は目の前でやって見せて、本人が手を出して来たら渡すと興味を持ってやってくれます。

きゃべつもバナナも口に入れたり投げたりされていましたが、洗えば良しと割り切って任せてみていました。

ちぎり終わった後、ありがとうと言って受け取ると本人も達成感を感じているように感じます。

1歳児だと口に入れてしまうこともあると思うので気になる方は無農薬野菜などを使ってもよいかもしれません。

洋服選び

洋服選びでは毎朝自分の服を選んでもらっています。

上下各2つずつ用意して「どっちがいい?」と声をかけます。

最初のうちは手を伸ばさないこともありましたが、視線が行った方を「今日はこっちが着たいんだね」と言って渡しているうちに手を伸ばしてとるようになりました。

ポイントは、選択肢を出しすぎないこと、否定しないことです。

初めは2着から選んでもらうといいと思います。

また、時と場合によっては上下ともに柄、何てこともままあります。

しかし決して否定せず、もしお出かけ等で困る場合はその日は選ぶのをお休みして否定する環境を作らないようにしていました。

ベッドメイキング

ベッドメイキングはコロコロ(粘着テープ)をかけて布団乾燥機をかけるのをいっしょに行っています。

本人に手伝ってもらうのは、枕をどかすこと、コロコロをかけること、かけたコロコロをはがしてごみ箱に捨てること、布団乾燥機のスイッチをオンにしてもらうことです。

初めはコロコロをしたごみを捨ててもらうことから始めたのですが、私がコロコロをしているのを見て手を出していたので持たせてみるとコロコロを見よう見まねで行っていました。

また、汚れたテープをはがしているのを見てチャレンジし、といった具合に毎日私がやっているのを見てやれることを増やしていったようです。

ポイントは自分自身が楽しそうにやることです。

そうすることで子供にとってどうでもいい家事からやってみたい「おしごと」にかわったのかなと思います。

 

ここで紹介した以外でもキッチンで出来る「おしごと」や、身の回りの「おしごと」、運動の「おしごと」とシチュエーションに分けて本書では紹介されています。

次章では「世界で一番簡単なモンテッソーリ実践法 子どもの才能を伸ばす 5歳までの魔法の「おしごと」」がどんな本なのかを詳しくしょうかいします。

5歳までの魔法の「おしごと」ってどんな本?

5歳までの魔法の「おしごと」は、子供の好奇心を生活するための力に変換できる本だと感じています。

もともとは「モンテッソーリ教育」に興味があり複数読んだうちの1冊が本書でした。

SNSでは「100均モンテ」のような誰でも買えるモンテッソーリ教育が目を引いていましたが、正直なことをいうと代用がきかないものをかっておいておく余裕がないと感じていました。

賃貸で手狭なのでいろいろな「100均モンテ」の道具を置いておくスペースもなく…

そうなると、面白そうだけどうちでは無理かなと積極的になれずにいました。

しかし本書では、何かを買ってきて行うというよりは「親のやっていることが気になる!」という欲求を安全に満たす方法が書かれていました。

そのため基本的には家で出来ることが多く提案されています。

子どもの「お手伝いしたい!」という気持ちを生活するための力に変えられる1冊です。

5歳までの魔法の「おしごと」がおすすめな人

お手伝いしたがる子供に困っている人におススメです。

正式なタイトルが「世界で一番簡単なモンテッソーリ実践法 子どもの才能を伸ばす 5歳までの魔法の「おしごと」」なので、道具をたくさん用意しなきゃいけないのかなと何となく感じてしまいますが、全くそんなことはありません。

繰り返しになりますが、普段の生活の中で子供ができることを提案してくれている本です。

そのためお手伝いしたがる子供に困っている方はもちろん家で何をさせたらいいのかわからない方、モンテッソーリ教育初心者の方にもおすすめです。

ただし、よくSNSで流れてくる道具をそろえた習い事のようなプラスアルファのモンテッソーリの活動をしたい方には少し簡単すぎるかもしれません。

 

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